阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階阪神タイガースショップに4月17日、元プロ野球選手のランディ・バースさんが来店した。
4月17日は28年前の1985(昭和60)年、甲子園球場で行われた阪神対巨人戦で、バースさん、掛布雅之さん、岡田彰布さんの当時のクリーンアップが槙原寛己投手から3者連続でバックスクリーンにホームランを放った日。この年、阪神タイガースは球団初の日本一に輝き、バースさんも三冠王をつかんだ。今でもこの「バックスクリーン3連発」はファンをはじめ、球史に残る出来事として語り継がれ、17日朝もツイッターなどで「今からちょうど28年前の今日」「リアルタイムでTVで見てた」(原文ママ)といった「バックスクリーン3連発」に関する投稿が多数見られた。
同店ではこの「バックスクリーン3連発」の記念日に、商品を購入した先着200人に、バースさんの直筆サインと、バースさんがイメージキャラクターを務める「バース トリプルクラウン・ビーフジャーキー」を進呈するイベントを企画。開店と同時に商品を購入し、バースさんを待つ列ができた。
バースさんは現在、オクラホマ州の上院議員を務め、酪農家の経歴も持つことなどからビーフジャーキーのPR活動も行う。ファンの待つ中、タッチをしながら登場したバースさんは当時を振り返り、「3連続ホームランを打ててよかった」などとトークし、「年に4回ぐらい日本に戻っているが、帰ってくるたびにタイガースのゲームを見に行っている」「常にタイガースファンは1番。ずっと応援してほしい」などと話した。
トークの最後には「28年前を思い出して(3連続を)再現できれば」と、現役選手らにエールも。その後は色紙を手渡したり握手に応じたりするなど、ファンとの交流を楽しんだ。
同イベントは18日11時からも行う。