大阪ステーションシティ・ノースゲートビルディング内の「ルクア」(大阪市北区梅田3)地下1階に8月29日、元英国王室エグゼクティブ・シェフのキャロリン・ロブさんが手掛けるスイーツショップ「CAROLYN ROBB THE ROYAL TOUCH(キャロリン・ロブ・ザ・ロイヤル・タッチ)」(TEL 06-6151-1216)がオープンした。
ウィリアム王子のお気に入り「チョコレート・ビスケットケーキ」
カフェやスイーツショップを展開するASTONISH(大阪市中央区)が、「英国王室のアフタヌーンティーのような優雅なひとときをご自宅で」というコンセプトのもとオープンした同店。1989年から2000年までの12年間にわたり、チャールズ皇太子やダイアナ元妃、ウィリアム王子、ヘンリー王子の毎日の食事を担当したロブさんのレシピを、メディアなどで活躍中のシェフ・仲村育子さんが忠実に再現した。ロブさんは、「シェフとしてアフタヌーンティーの準備をするのが料理の好きな要素の一つ。幼いころに母と最初に作った料理がケーキとクッキーだった」と、スイーツへの思いを話す。
商品は、ウィリアム王子とヘンリー王子が子どものころにロブさんが作り、2011年、ウィリアム王子がロイヤルウェディングのグルームケーキとして選んだ「チョコレート・ビスケットケーキ」(470円)や、1837年~1901年に在位したビクトリア女王の好物でアフタヌーンティーの伝統的なメニューとなった「バニラ・ビクトリア・スポンジケーキ」(340円)、色とりどりのかわいいカップケーキ14種類(290円~)など。
チャールズ皇太子がアイスクリームを付けて食べるのが好きだったという「ショートブレッド」や、遊猟会のティータイムに振る舞ったという「レモンケーキ」、VIPゲストのために作った「スコーン」など、焼き菓子7種類も販売。英国王室にゆかりのある商品が並ぶ。
世界1号店開店にあたりロブさんは「日本のスイーツはとても繊細で美しく、常に深い感銘を受けているので、THE ROYAL TOUCHの世界1号店はぜひ日本にオープンしたいと思った。どちらも島国でお茶をよく飲む習慣を持ち、ロイヤルファミリーが存在する数少ない国。共通点を多く持つ日本の皆さまに私のお気に入りのスイーツメニューを食べていただきたい」とコメントを寄せている。
営業時間は10時~22時。