大丸ミュージアム梅田(大丸梅田店15階、TEL 06-6343-1231)で3月28日、「羽海野チカ原画展~ハチミツとライオン~」が始まった。
東京都足立区生まれの羽海野チカさんは、美術大学を舞台に若者たちの姿を描いた「ハチミツとクローバー」で2003年に「第27回講談社漫画賞」少女部門を受賞、将棋を題材にした連載中の「3月のライオン」で「マンガ大賞2011」「第35回講談社マンガ賞」一般部門を受賞。「ハチミツとクローバー」はアニメ、ドラマ、映画化され人気を博した。
手作りの装飾品で飾られた会場では、「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」の原画150点以上を展示。コーラスには掲載されたがコミックに掲載されていない「ハチミツとクローバー」のストーリー2話も展示する。「イラストの部屋」では、羽海野さんがキャラクターデザインを手掛けた「東のエデン」の原画も展示。
「羽海野先生のお部屋」には、背景画の参考にした風景や建物の写真を展示。写真とその背景が使われた原画を並べて展示する。使用する画材やアイデアノート、ネーム前の原稿なども展示し、「3月のライオン」がどのような工程で完成するのか、原画を使って手順を解説する。
「羽海野商店街」では、ポストカードやストラップ、イラスト集、オリジナル版画作品などを展示販売。限定販売のぬいぐるみ(受注販売、3種各1,260円)も。初日開場前には入場待ちの列ができ、販売コーナーのレジ前にも長蛇の列ができた。
入場時間は10時~19時30分(最終日は15時30分まで)。入場料は、一般=600円、大高生=500円、中学生=300円、小学生以下無料。4月9日まで。