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大阪市内でワンコインワークショップ300講座-5周年特別企画も

300種類のワンコインワークショップを集積させた「300DOORS」

300種類のワンコインワークショップを集積させた「300DOORS」

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 LLPアートサポート、大阪21世紀協会、大阪市で構成するIWF実行委員会は7月16日より、全ての講座が500円で受講できる「インターナショナルワークショップフェスティバル2011『300DOORS』」を開催する。

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 「何かを作り出す面白さや、自分自身で体験する楽しさをもっとたくさんの人に知ってほしい」と、「誰もが気軽に参加できること」を前提にした市民参加型プロジェクトとして始まった同イベント。古典芸能からポップカルチャーまで、「一度やってみたかった」ニーズに応える多彩な講座を用意した。

 初開催の2007年には38講座、2008年に100講座、2009年に200講座、昨年には250講座を開講し、今年は332講座を用意。61歳からプロになり口笛世界3位のもくまさあきさんによる口笛講座「口笛もくさん直伝!ホーホケキョの極意!」(7月16日)、東急ハンズ梅田店での「親子で作る木工教室」や弁護士・角田龍平さんによる「実例で学ぶおもしろ法律講座」(以上、同23日)、駅員や車掌、自動放送のものまねをする「みんなでものまねしてみよう-鉄道編-」(8月6日)のほか、辻調理師専門学校グループ協力の下、初の調理系講座も開講。映画、アニメ、建築、街あるき、演劇、ダンス、科学、美容など17カテゴリーの講座を集めた。参加費は全講座500円(材料費が別途必要な講座あり)。

 2009年から参加する大阪市では、元ニュースキャスターの平松邦夫市長が人にわかりやすい話し方や人を不快にしない接し方などを伝える「話すということ」(7月16日)を開講。今年は大阪市交通局とコラボレーションし、「ノーマイカーフリーチケット」「共通一日乗車券」「夏休みきっぷ」購入客に乗車券ケースを配布。ケースの提示でワークショップが100円引きになるほか、1枚につき100円を被災地に送る。配布期間は7月15日~8月9日(限定5000枚)。

 平松市長は「狭い空間で限られた人たちと触れ合うことによって、参加者の才能が開花する。気軽さが敷居を低くする役割を担っている。大阪市ってなかなかやるやん、文化を大切にするやん、と多くの人に広める機会になれば」と話す。

 会場は、大阪市役所、大阪市中央公会堂、芝川ビル(中央区伏見町)、東急ハンズ梅田店(梅田3)、メビック扇町(扇町2)、大阪市立芸術創造館・旭区民センター(旭区中宮)。8月9日まで。受講申し込みはホームページで受け付ける。

 いくつかの講座内容はユーストリームやツイッター、フェイスブックを使ったプロジェクト「ソーシャルネットワーク大阪」で配信する。

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