大丸梅田店(大阪市北区梅田3)地下1階西洋菓子売り場に4月6日、ヨーロッパ伝統菓子「メンヒェングラードバッハ」(TEL 06-6341-2007)がオープンする。
「手土産にしたくなるような名物品」「デーリーに利用したくなるようなおやつ菓子」をキーワードに順次リニューアルし52ブランドをそろえる和洋菓子売り場。最後のオープンとなったのが、大丸梅田店と老舗洋菓子メーカー「エーデルワイス」(神戸市中央区)のコラボレーション店「メンヒェングラードバッハ」だ。
「5つの専門ショップのある街を散歩するように、お気に入りのスイーツを見つけてほしい」との願いを込めた同店。新工場を建設したエーデルワイスと新店で何かを作りたい大丸梅田店が2008年12月にプロジェクトチームを発足。エーデルワイスが技術提携をするドイツの老舗菓子店「ハイネマン」で修行を終えたスタッフでチームを作り、大丸梅田店の顧客データを分析しながら試行錯誤を繰り返し、開発を進めてきた。
同スペースには、店内の厨房から作りたてのフレッシュケーキを提供する「クランツ」、大きなスチームオーブンから焼きたてのスイーツを提供する「バックオーフェン」、10種類の味のビスケットやマドレーヌをそろえる「ベーレン」、エーデルワイスの会長がハイネマン社からレシピを伝授されたシャンパントリュフやマカロンを扱う「トリュフェル」、数十種類のスイーツを単品で選べる「メンヒェンプラッツ」が並ぶ。
店内には2つの厨房を設け、焼きたて、作りたてを提供。エーデルワイスの比屋根毅会長は「多くのお客さまに感動していただけるよう、グループ総力を上げて取り組んでいる。今後もお客さまの声に柔軟に対応していきたい」と話す。
5日に開催された内覧会では、関西スイーツのモニター会員から30人のブロガーが参加。参加者から「おすすめの商品は?」と問われたシェフは、リーズナブルでボリュームのある「コロネット」(1,050円)や、袋の上部をちぎると手を汚さず食べられる長さ26センチの「バゲットエクレア」(210円~)、最高級のシャンパンを使った「シャンパントリュフ」(4個入り=840円)、クリームも柔らかくクッキーもしっとりした「マカロン」(5個入り=1,050円)などを挙げ、「焼きモンブランやアップルパイなども常に焼いて、焼きたてを提供していく」「ボリュームがある分、脂肪分を抑えている」などとピーアールした。
地下1階の営業時間は、日曜~火曜=10時~20時、水曜~土曜=10時~21時。