医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷 幸治)が運営する医療複合施設「i-Mall」は、このたび大阪府・大阪市が主催する「令和6年度おおさか環境にやさしい建築賞」において、商業施設その他部門賞を受賞しました。この賞は、環境に配慮した建築物を表彰し、その普及促進を目的としています。
地域との絆を深め、持続可能な社会に貢献する「i-Mall」
医療複合施設 「i-Mall」は、120本のソメイヨシノの植樹など地域の緑豊かな景観の創出、日本初の病院屋上での都市養蜂による環境保全の取組みなど、地域に密着した積極的な環境貢献が高く評価されました。
また、住民の健康増進や交流を育む空間としての機能も兼ね備え、多面的な社会貢献を目指しています。
寛ぎの水辺のテラスや各種イベント開催ができるサロンのある ヘルシーカフェ「さくらテラス」、病児・病後児も受け入れ可能な「さくら保育園」、健康増進には「メディカルフィットネス24」、地産地消を実現する「病院屋上養蜂場」などの施設がその役割を担っています。
さらに、医療複合施設「i-Mall」は災害時の拠点病院としての機能強化にも注力し、万が一の際には地域住民を守る体制を整えています。地域とのつながりを深め、住民の安全・健康を守り、持続可能な社会の実現に向けた施設として地域に根ざしていきます。
「おおさか環境にやさしい建築賞」の概要
大阪府・大阪市では、地球温暖化やヒートアイランド現象防止等、環境への配慮に優れた建築物を表彰する顕彰制度を行っています。
この制度は、「大阪府気候変動対策の推進に関する条例(平成18年4月1日施行)」(以下「府条例」という。)および「大阪市建築物の環境配慮に関する条例(平成24年4月1日施行)」に基づき実施するもので、環境配慮の模範となる建築物を表彰することにより、環境に配慮した建築物の普及促進及び府民の意識啓発を図ることを目的にしています。
公式サイト
「審査講評」
北側の扇町公園と連続するように緑道やまちかど広場を設けて地域に潤いをもたせる空間を形成するとともに、屋上では養蜂や食用植物の栽培が行われているなど、市街地環境の整備の改善に大きく貢献している。「まちと病院と劇場と」をコンセプトとして、地域の拠点病院として災害対応機能を高めつつ、まちに賑わいをもたらしており、これらの地域貢献や環境配慮の取組は、商業施設その他部門賞に相応しいと評価できる。
【医療法人医誠会】
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は47診療科、総職員数1,893名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。地域医療に貢献するとともに、国際医療ツーリズムにも挑戦します。 また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師12名、看護師24名、救急救命士30名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。その結果、令和3年度救急搬送件数が大阪府第1位、全国第10位となりました。 (出展:令和3年度DPC 導入の影響評価に係る調査「退院患者調査」の結果報告について)
※ 2024年4月現在
関連ウェブサイト
医誠会国際総合病院 https://www.iseikaihp.or.jp/
医療法人医誠会法人本部 https://www.iseikaihp.com/
ホロニクスグループ http://www.holonicsystem.com/
YouTube ホロニクスグループチャンネル https://www.youtube.com/@HolonicsGroup
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