阪神百貨店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で2月23日、恒例の人気催事「全国質流れ品大バザール」が始まった。
50店以上の質店から集めたブランドバッグや時計、宝石、呉服など約13万点のブランド品を販売する同催事。質屋の商品買い取り時は競合する並行輸入商品の価格を意識しているといい、今回の催事で出す商品は、ユーロ、米ドルともに円高が進んだ昨年8月末~11月末に買い取った商品が並ぶため、「前回を上回る円高催事になっている」(宣伝広報の竹下諭さん)という。
商品は、エルメス「バーキン」や、シャネル「マトラッセ」などの定番人気商品から、ルイ・ヴィトン「モノグラム ウィルシャーMM」「ダミエ ヴイントンGM」、シャネル「クルーズチェーントートバッグ」など2010年モデルの商品も登場。時計ではロレックスやカルティエ、パテック・フィリップ、ハリーウィンストン、ピアジェなどの人気ブランドや、参考上代が約1,000万円という宝飾メーカー「ブンツ」の時計も。今月26日からはシャネルのカーディガンやエルメスのローファー、フェラガモのサンダルなどの洋服や靴も登場する。
中国人観光客の購入が増えてきたという同催事では、今回から対策を強化。中国語が話せる販売員の増員や中国語の店内放送を行うほか、中国語版のチラシも作成した。ホテル阪神などのグループホテルにも中国語版のチラシを置き、次回開催の告知も行う。銀聯カードの端末も増やし、同カードでの購入客先着100人に、阪神タイガースのマスコットキャラクター・トラッキーの携帯ストラップを進呈する。「中国でトラは縁起のいい動物なので、トラッキーグッズは喜ばれる」
営業時間は10時~20時(最終日は16時まで)。3月1日まで。