ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2)は1月5日、JR大阪駅南側広場・フロートコート下の献血バスで、ホテルマスコットライオンとスタッフによる献血協力呼び掛けを行った。
輸血用血液の確保が難しい年明けと夏期に献血サポートを行う同ホテル。大阪駅前でのサポートは今年で5年目を迎えた。昨年のサポート時は60人を受け付け、39人が採血に協力している。
同ホテルでは、「献血をしてみたいけど少し怖い」といった不安を和らげるため、昨年同様バス内の採血用ベッドや待合席をホテル仕様に装飾。「温かみのある雰囲気作りを心がけた」
献血協力者には、昨年同ホテルレストランでも提供していた、ザ・リッツ・カールトン・ボストン コモンのレシピで作った「クラムチャウダースープ」を休憩所で提供。受け付けを済ませた人にはくじ引きを用意し、ホテルメードのスイーツやレストランの優待クーポンも用意した。
広報の浜田理絵さんは「普段から献血をされている人は定期的に行うため同じ方ばかりで回ってしまい協力者が増えない。雰囲気を変えることで若い人にも興味をもってもらえるきっかけになれば」と話す。
当日献血に協力した30代女性は、以前にも同ホテルがサポートした際に協力したことがあるといい、提供されたクラムチャウダーにも「おいしい」と満足した様子を見せていた。
梅田周辺では、常設の献血ルームとして「西梅田献血ルーム」(ヒルトンプラザウエストオフィスタワー10階)、「阪急グランドビル25献血ルーム」があるほか、ヨドバシカメラ梅田東側歩道や大阪市役所南側プロムナード、HEP FIVE前などにも献血バスを配車している。