阪急東通商店街に12月16日、つけ麺・ラーメン「フジヤマ55 梅田東通り店」(大阪市北区堂山町、06-6312-5255)がオープンした。
名古屋に本店を構える「フジヤマ55」は、中華そば店「あおい」「一刻屋」を経営してきた澤竜一郎さんが「これまであっさりしたものばっかりだったので濃いものを出したい」と昨年8月にオープンした店。梅田東通り店は7店舗目で「関西で代表的な街」という理由で関西初出店地として選んだ。メーンターゲットは「がっつり食べられる20~30代前半」で、約17坪の店内に22席を設ける。
看板メニューの「濃厚つけ麺」(790円)は、開発に3年を要したという準強力粉をメーンに北海道のバレイショを配合したオリジナルの極太麺を濃厚豚骨魚介スープと合わせたもの。並、大盛りとも同一料金で卵1個を無料で付け、ランチタイムと夜の並サイズにはライスも無料で付ける。売りは最後に残った濃厚つけ汁にライスを入れた卵雑炊で、トッピングで「リゾット用チーズ」(50円)を付けるとチーズリゾットにもできる点。「好みも多様化しているので、カスタマイズできる楽しみをテーマにした」といい、高菜やゴマ、ネギ、梅干しなど9種の薬味を無料で提供する「トッピングバー」も用意した。
同店では、限定メニューとして新たに開発した中太麺で提供する「魚介つけ麺(あっさり)」(750円)も提供。ほかにも「ラーメン(ガッツリ)」(700円)、「黒ゴマつけ麺」(820円)、麺80グラムと小盛りライス、チーズをセットにした「濃厚つけ麺ガール」(750円)などを用意する。
澤さんは「若い人が集まる活気のある店にしたい」と話し、「今後は都心型に加え、学生街やロードサイドへも出店したい」と意欲をみせる。
営業時間は11時30分~15時30分、17時~23時30分。