海外、国内のリゾートウエディングをプロデュースする「ワールドブライダル」(本社=名古屋市中区)は8月1日、「ワールドブライダル梅田プラザ」(大阪市北区芝田1、TEL 06-6377-7355)をオープンした。
ブライダルエージェント「婚シェル」の大阪梅田サロン内にオープンした同プラザ。同社は世界10カ国、30会場での海外挙式、国内のリゾートやテーマパークでのウエディングをプロデュースし、1995年の創業以来、2万組を超えるウエディングをプロデュースしてきた。同日、神戸に三宮プラザもオープン。両エリアともに既存店があるが、同エリアでの利用者拡大を受け、新たにアクセスの良い店舗を開いた。
国内挙式で9カ月~1年前、海外挙式で7~8カ月前に申し込みをするのが一般的と言われる中、同社での申し込みは4カ月前が平均。「婚シェル」も3~4カ月前の申し込みが多く、ターゲットが似ているため相乗効果を図りコラボレーションしているといい、海外挙式、新婚旅行から帰国後パーティーまで、ワンストップで提供する。現在、挙式を考えていない人が約4割いるとし、「最近は間際に挙式を決める人も多いので、挙式を考えていない層を開拓したい」と意気込む。
海外挙式の傾向では、人気はダントツでハワイ。最近は「近くて安価なグアムの人気が上がってきた」(取締役営業部長の屋敷登輝与さん)といい、両エリアで全体の約7割を占めているという。平均の列席者数は15人だが、「家族だけでなく友人も参加し、大人数での利用が増えてきた」とも。現在は円高なので「急に問い合わせが増えてきた」という。海外挙式については、「ロケーションがいいので自然体で感動的な挙式が多い」「再婚やおめでた婚の増加により、海外挙式が増えてきた」と話す。
同プラザでは現在、帰国後パーティーを指定の会場で申し込みした人を対象に、帰国後パーティーの引き出物に海外の土産品を30人分用意する特典を付けるオープン記念限定プランを実施。「挙式の延長のように演出できるため喜ばれている」という。
屋敷さんは「ウエディングは敷居が高い、問い合わせがしにくいというイメージがあると思うが、気楽な感じでフラッと来店していただければ」と話す。
営業時間は11時~20時。火曜定休。