自転車・自転車用品を販売するウエムラサイクルパーツ(住之江区)は8月6日、新御堂筋沿い・梅新東交差点近くに「ウエムラサイクルパーツ 梅田店」(北区曽根崎2、TEL 06-7711-4402)をオープンした。
1937(昭和12)年に自転車店として創業した同社。現社長の代からスポーツサイクルに特化した店舗を経営している。2号店となる梅田店は、120坪の店内に自転車・ホイールやハンドルなどの自転車部品・ウエアなどを「関西最大級」(同社)の展示数でそろえる。自転車は常時100台ほどを展示し、限定モデルなども扱う。「売れ筋は10万円代のロードバイク」(店長の加藤雅俊さん)。
利用客は、「競技をしている大学生からサラリーマン、定年退職後にツーリングを楽しむ人まで幅広く、これまでは圧倒的に男性が多かったが、最近は女性の来店も増えてきた」という。最も売れているのはウエアで、日本の「PEARL IZUMI(パールイズミ)」や、ヨーロッパのプロチームのレプリカが人気。「最近はレディスもかわいいものが増えた」とも。
最近かぶっている人が増えたというヘルメットは、2年ぐらい前から白が流行っているといい、以前は汚れると敬遠されていた白い部品も現在はよく売れているという。スピードメーターなどの小物類は「以前は黒やシルバーがほとんどだったが、今はピンクなどカラフルなものが増えた」。加藤さんは「部品の点数も多いので満足していただいているようだが、これからもっと充実させていきたい」と意気込む。今月末まではオープニングセールとして10%引きで販売している(対象外商品あり)。
インターネットで同店のオープンを知った会社員の男性は2度目の来店。半年前から片道15キロの自転車通勤を始め、「それから自転車にハマった」という。前回の来店では「安いのでいろいろなものをガサッと買った」。この日は最近新しい自転車を購入したので、その部品を買いに来たという。
営業時間は11時~20時30分(日曜・祝日は20時まで)。