NTTドコモ関西支社(大阪市北区梅田1)の社員が6月18日、同社のある梅田DTタワー周辺と駅前第1~4ビル周辺でゴミ拾いを行った。
「地域で商いをさせていただいているということに、社員それぞれが感謝の気持ちを大切にするという意識醸成を図りたい」と昨年9月から月に2回程度各セクションが持ち回りで行い、今回で20回を数える。これまでに延べ375人が参加してきた。
この日は、総務セクションと同ビル地下1階のショールムスタッフ計30人が参加。不安定な天候の合間を縫ってのゴミ拾いで、約40分で9袋分のゴミを集めた。「参加するのは2回目」という法務企業倫理担当の本田悠ニさんは「前回に参加したときよりも大きなゴミは少ない気がする。タバコの吸い殻が多い」といい、「社内でばかり仕事をしていると視野が狭くなりがち。企業人である前に、一人の社会人、大阪市民として何ができるかを考えさせられる良い機会」と話す。
同社では、学校や地域に向けた「ケータイ安全教室」や、自然環境保護活動として森林を育てる「ドコモの森」などの地域貢献活動を行っているが、「(ドコモショップと違い、同ビルに勤務する社員は)事務仕事が中心なので地域に直接貢献することができない。地道な活動だが継続し、感謝の気持ちを伝えていければ」と総務部広報室の北本室長は話す。