経営支援、教育研修を行うアントレプレナーファクトリー(大阪市北区梅田2)は、大阪を基点とした成長志向企業向けのマネジメント講座「EBA(enfac business academia)」を立ち上げ、第1回の講座を7月31日に開講する。
経営者、マーケティングセクション、コンサルタントから広くビジネスパーソンを対象に開催する同講座。「新市場開拓、経営戦略、人と組織のモチベーション」をテーマに、経営理論、事例、実務知識をまとめた経営学教育にかかわるセミナーを年2回(7月、2月)開講する予定。
第1回は、「コンサル先の企業からiPad、ツイッター、iPhone、Ustreamについて問い合わせが多くあった」ことから「動画を活用したプロモーション」と、iPadの国内発売で注目が集まった電子書籍をテーマにした「米国電子書籍の現状と出版ビジネスの行方」の2つの講座を開く。
「動画を活用したプロモーション」では、映像制作、動画配信などを手掛けるサムシングファン(中央区)の薮本直樹社長が講師となり、活用事例の紹介、各サービス・デバイスの特徴、動画編集と配信の基礎知識を講義する。開講時間は13時~15時。
「米国電子書籍の現状と出版ビジネスの行方」では、アントレプレナーファクトリーの嶋内秀之社長がツイッターで知り合ったという、フリーのウェブディレクター、ライター、エディターで「TechDoll」を運営する三橋ゆか里さんを講師に迎え、iPadやkindleに関する機能やサービス、それらの普及やウェブメディアの発展に伴い、ビジネスはどのように変わるのかをテーマに講義する。開講時間は16時~18時。
嶋内社長は「忙しい経営者、ビジネスパーソンに対し、自ら本を読んで試行錯誤を繰り返すより短時間で安く、ヒントになることをコンセプトにしているので、ぜひ参加してほしい」と話す。
会場はいずれも「セミナーハウス クロス・ウェーブ」(神山町)。受講料は各6,000円。