PLANET+1(大阪市北区中崎)で5月22日から、国内の若手女性監督11人によるオムニバス映画上映展「桃まつり presents うそ」が開催される。映画製作・上映集団「桃まつり」が企画し、今年3月には渋谷ユーロスペース(東京都渋谷区)でも上映。2週間で1,300人以上を動員した。
期間中、女優の洞口依子さんが主演するハイテンションコメディー「テクニカラー」(船曳真珠監督)、夢と現実の生活の間で苦しむ男女4人を描いた30代のための青春映画「1-2-3-4」(玉城陽子監督)など全11作品を3プログラムに分け上映するほか、舞台あいさつやゲストを招いた対談も予定している。
他人と向き合うことができない主人公に振り回される男と、主人公を取り巻く世界を描いた「カノジョは大丈夫」の安川有果監督は奈良県出身の24歳。普段はフリーターをしながら映画監督を目指している。自身3作目となる同作品について、「テーマの『うそ』をデフォルメしてコメディータッチの作品に挑戦した」と話す。
吸血鬼を描いた作品「FALLING」(加藤麻矢監督)に出演した西山真来さんは「アクションのシーンが大変だった」と撮影を振り返り、「女性が撮ったいろいろな作品が楽しめるのが魅力の映画祭」と来場を呼び掛ける。
入場料は、当日一般=1,000円、3回券=2,400円。6月4日まで。