阪急百貨店メンズ館(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)1階イベントスペースで5月12日、男性用レイングッズを集めた「レインフェア」が始まった。
実用性とファッション性を兼ね備えた女性用レイングッズが増える中、商品のラインアップが少ないメンズ商品。「雨の日もさっそうとおしゃれに」と、同店が商品開発から取り組んだオリジナル商品をはじめとするレイングッズを一堂に集めた。
オリジナル長傘は、「閉じたときに細身の形状になるようこだわった」というクラシックタイプ。無地は黒などの定番色に加え、パープル、ブルー、レッド、オレンジなど明るい色も含め10色をそろえた。柄物はグレンチェック、ハウンドトゥース、ヘリンボーン、ストライプなどメンズファッションの伝統柄で用意。各3色を用意する。持ち手部分にもこだわり、高級木材のメイプルやトウ、合成皮革などを使用した。価格は5,250円~6,300円。同柄の折りたたみ傘や、レディス商品は今年の初めぐらいからあったという「ジャンプ折りたたみ傘」のメンズ商品も。
靴では、カラーバリエーションが豊富なラバーのドライビングシューズ「SHUDY」や、「AIGLE」のレインブーツ、雨の日もドレスシューズを履きたい人のための、カラフルな「SWIMS」のオーバーシューズ(1万3,650円)も用意した。
ショート丈シングルトレンチ仕立てのレインコート(1万6,800円)は、畳んで裏返すとポーチ状になるパッカプルタイプ。しわになりにくく、小さく収まるため「出張にもおすすめ」(阪急百貨店広報の甲村美幸さん)。スプリングコートとしても着用できる。
ポケッタブルバッグカバーは、バッグが濡れないようすっぽり覆うタイプ。ハンドルタイプ、斜め掛けバッグなど、多くのタイプに使うことができる。外側にポケットも付け、利便性にも配慮した。昨年黒と茶を販売したところ好評だったため、ネイビー、レッド、オレンジの新色を追加したという。価格は2,100円。
甲村さんは「日本は中国から年間に1億本ものビニール傘を輸入していると聞く。お気に入りの傘を見つけて大事に使ってもらえれば」と話す。「レインコートなど雨の日ならではのおしゃれを楽しんで」とも。
期間中、5,000円以上の購入客にはオリジナルピンバッジを進呈。今月15日・16日には、ハンドルや長さが選べる「BORSALINO」傘のパターンオーダー会も開く。
営業時間は、日曜~火曜=10時~20時、水曜~土曜=10時~21時。今月25日まで。