阪急三番街でITを使った「宝探しゲーム」-e空間Kansai実証実験

専用端末をかざすと情報が読み取れるライトを設置

専用端末をかざすと情報が読み取れるライトを設置

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 阪急三番街(大阪市北区芝田)北館で2月13日、「光のマジカルクエスト~ポン・デ・ライオンと宝探し~」が始まった。「e空間Kansai」コンソーシアムが手がけるもので、経済産業省のe空間実証事業の一環。

ターゲットが見つかったら「サーチ」

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 同事業では、経済産業省「平成21年度 ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(e空間実証事業)」の採択事業として、LED可視光通信、屋内GPS、AR(拡張現実技術)を複合させた情報プラットホームを構築。

 期間中、目では感じられないほど高速で点滅する信号を、館内天井ライトやスタンド型ライトのLEDに組み込み情報を送信。「ミスタードーナツ」のキャラクター「ポン・デ・ライオン」をナビゲーターに、専用の受信端末に表示されるマップに従い情報が仕込まれたライトを探す。情報を送信するライトに端末をかざして受信するとさまざまなアイテムを取得でき、集めたアイテムを用いオリジナルフォトシールを作ることができる。アイテムのほかにも、店舗情報やクーポン券も表示され、デジタルサイネージでは各個人向けの映像が表示される。

 同実験では親子連れをターゲットに、滞留時間の増加促進や再来訪意向の向上を狙う。ログや参加者への調査で、表示された店舗に立ち寄ったか、コメントの通りに行動したかなどを検証し、今後のサービス向上に向けてフィードバックしていくという。期間中は身分証明書の提示で、誰でも無料で実験に参加できる。地下2階の特設ブースで受け付ける。

 実施期間は今月28日まで(17日は休館)。問い合わせは光のマジカルクエスト事務局(TEL 06-6208-3477、10時~18時)まで。

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