希望に満ちた漢字は「翔」-天神橋筋商店街、新年に向け発表

「未来に羽ばたく年になれば」と、天神橋筋商店連合会の土居年樹会長

「未来に羽ばたく年になれば」と、天神橋筋商店連合会の土居年樹会長

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天神橋筋商店街(大阪市北区天神橋)に12月21日、新年に向けて希望に満ちた漢字「翔」の文字が飾られた。飾られた文字は大阪天満宮の寺井種伯宮司が揮毫したもののレプリカ3枚で、原本は同商店街の多目的スペース「天三おかげ館」に展示される。

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 同商店連合会や天神天満町街トラストなどが「日本列島大不況の中、せめて明るい気持ちを漢字に表そう」と昨年から始めた企画で、「希望に満ちた漢字1文字」を一般から募集。昨年の漢字「輝」を除いて寄せられた応募628通の中から、55通と最も応募の多かった「翔」が決定した。2位「笑」、3位「躍」。

 発表にあたり天神橋商店連合会の土居年樹会長は「今年は天神橋筋120周年と商店街が30周年の節目の年だった。来年も商店街にお越しになる多くの皆さんにも希望に満ちた年になれば」とコメントした。「翔」の文字は地元の議員を通じて首相官邸にも届けられたという。

 応募者の中から抽選で5人には「お年玉」として1万円が進呈され、当選者のうちの1人岩井賢蔵さん(淀川区在住)は「商店街も日本中も羽ばたいていただきたいという気持ちで応募した。(当選は)縁起がいいので来年も頑張らなければ」と話していた。

 掲出は来年3月31日までを予定。

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