昭和30年代の街並み再現-阪神百貨店創立50周年記念で

「昭和なんでも博」の案内チラシ
写真提供:熊谷元一、北名古屋市歴史民俗資料館、ひばりプロダクション、リキエンタープライズ、日刊スポーツ新聞社

「昭和なんでも博」の案内チラシ 写真提供:熊谷元一、北名古屋市歴史民俗資料館、ひばりプロダクション、リキエンタープライズ、日刊スポーツ新聞社

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 阪神百貨店(大阪市北区梅田、TEL 06-6345-1201)は、10月18日より、8階催場で「近くて懐かしい『昭和なんでも博』」を開催する。同イベントは、昭和32年創立の阪神百貨店50周年を記念して行われるもの。

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 会場では、裸電球に柱時計、丸いちゃぶ台などで当時の茶の間を再現したり、「三種の神器」と呼ばれた「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」など当時の家電品や日用品を集めた。駄菓子屋、風呂屋、写真館などが軒を連ねる街並みも再現し、駄菓子の販売も行う。

 また、手描きの看板で飾られた当時の映画館の外観などを情感豊かに再現し、懐かしの映画ポスターを展示するほか、貴重な名作の予告編も上映。昭和のビッグスター「美空ひばり」「村山実」「力道山」の数々の愛用品展示や活躍当時の映像も流す。

 そのほか、1955年に「一年生 ある小学教師の記録」で第1回毎日写真賞を受賞した、熊谷元一さんが撮影した小学1年生の生徒の写真を、木の机やオルガンとともに展示し、当時の小学校の教室を再現する。

 同店広報担当者は「特に年配の方に喜んでいただけるのでは」と話す。入場料は、一般=500円、大学・高校・中学生=300円、小学生以下=無料。営業時間10時~20時(最終日は16時まで)。23日まで開催。

 期間中は、「阪神百貨店50年のあゆみ展」も同時開催。昭和30年代から現在までの阪神百貨店と梅田の街の移り変わりを、パネルを中心に展示。同百貨店の当時の映像や年代ごとの制服の展示も行う。入場無料。

阪神百貨店

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