中之島特設会場（中之島N4スタジアム、大阪市北区中之島4）で5月20日から開催される「SWATCH FIVB ビーチバレーワールドツアー 2009　京阪グループ・三井住友フィナンシャルグループ　日本大会」の記者発表が4月2日、大阪大学中之島センター（同）で行われ、選手5人が会見に臨んだ。

ビーチバレーに転向した菅山かおる選手

　女子ワールドツアーは1992年に始まり、約30カ国から集まった選手が毎年15カ国前後の会場で転戦。ポイント制によりワールドランキングを決めるもので、日本大会は1994年に大阪で初開催。以降2005年まで12回の開催を数えたが、その後は休止に。昨年中之島公園でリニューアル開催され、今年はN4スタジアムに会場を移し開催する。

　会見には、平松邦夫大阪市長や日本ビーチバレー連盟の川合俊一会長らが出席。平松市長は「都会の中でビーチバレーを楽しんでもらいたい。美しい大阪の街を世界中の人に知ってもらいたい」などとあいさつ。川合会長は、今年ビーチバレー転向を発表した菅山かおる選手とペアを組む溝江明香選手について「菅山選手はビーチバレーに向いている。溝江選手は18歳としては過去最高にうまい選手。長い目で見てもらえれば」などと話した。

　その後、楠原千秋・浦田聖子ペア、浅尾美和・西堀健実ペア、菅山かおる選手が登壇。楠原選手は「一つでも多く勝ってレベルアップしたい」、浦田選手は「大阪は相性のいい地。新しいペアで新しいチームを見ていただけたら」と抱負を語った。

　浅尾選手は前回を振り返り、「スーツ姿の方が会場に来て応援してくれたり、オフィスの窓から観戦してもらったり新鮮だった。今年は私たちが試合を楽しんで、西堀・浅尾ペアの強くなった姿を見せちゃいたい」と話した。西堀選手は一つだけ心配があるといい、「昨年応援に来てくれたくいだおれ太郎さんが応援に来てくれるかとても心配。もし来てくれたら勝利をプレゼントします」と会場の笑いを誘った。菅山選手は「ペアを組んで日が浅いので、皆さんの胸を借りるつもりで一生懸命頑張りたい」と、それぞれ抱負を語った。

　開催日程は5月20日～24日。メーンコート（Aコート）観戦券は、前売りでS席（座席指定）＝5,000円、A席（ブロック指定）＝3,500円、A席（ブロック指定）高校生以下＝1,000円。当日入場券＝500円（メーンコート入場不可）。問い合わせは、キョードーチケットセンター（TEL 06-7732-8888）まで。