ハービスPLAZA ENT(大阪市北区梅田2)3階に3月6日、帆布バッグブランド店「木の庄帆布(きのしょうはんぷ)」がオープンした。
同ブランドは兵庫発祥のもので、2006年に三陽商会(東京都港区)がライセンス契約を結び全国展開している。ターゲット層は30代以上の男女。白を基調とした約25坪の店内には、バッグを中心に財布などの革小物など約50アイテムをそろえる。「既存店の中で一番広いのでゆったり見ていただける」と丸岡裕子店長。
バッグに使う帆布は、倉敷で国内に7台しかない希少な力織機で織られたもので、パラフィン加工を施し防水・防汚性を向上させたもの。植物のエキスでなめしたイタリアンレザーと組み合わせ、機能性とデザイン性を兼ね備えた点が特徴で、使っていくと柔らかくなり、使い込むことで味が出てくるという。「カジュアルよりもきれいめに持ってもらえるように」(同)と、白の帆布は麻混のものを使用しているという。
定番シリーズの「ツインメトロトート」(19,950円)はポケットや仕切りがあり、書類などの整理がしやすい「人気の高い」(同店)商品。エアバッグ用に開発された糸を織り込んだナイロン製のバッグなど、ビジネス用の商品は仕切り板やポケットが多数あり収納が便利なように作られている。キャディーバッグ「アルミスタンドキャリー」(75,600円~)や、ゴルフシューズを収納するポケットを底部分に付け、旅行や出張にも使える「シューターボストン」(47,250円)などは年配男性客の人気が高いという。裏地をナイロンにしたり、金具を変えたりと軽めに普段使いできるように工夫した。
営業時間は11時~20時。