「ずんだ茶寮」が12月17日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)1階スイーツファームにオープンした。
「ずんだ茶寮」は、仙台銘菓「萩(はぎ)の月」を製造・販売する菓匠三全(仙台市青葉区)が手がける、枝豆をすりつぶし砂糖を混ぜた仙台の名物「ずんだあん」を使った和洋菓子の販売店。2001(平成13)年12月、仙台駅に1号店をオープンし、宮城、埼玉、東京に約10店舗を展開している。阪神梅田本店への出店理由について、ずんだ茶寮の鳥越由佳さんは「『食の阪神』として知られ、『ずんだ』の認知度を上げていくにはぴったりな場所」と話す。
看板商品は、バニラベースのシェイクにずんだをブレンドした粒々の食感が特徴という「ずんだシェイク」(421円~)。宮城のもち米品種「ミヤコガネ」で作った餅にずんだあんを絡めた「ずんだ餅」(5個入り961円)、ずんだあんにバターをブレンドしてパンに塗るなどのアレンジを楽しんでもらう「ずんだあんバター」(481円)、バター入りの生地でずんだを包んで焼いた「ずんだフィナンシェ」(6個入り1,401円)などをそろえる。
鳥越さんは「スイーツに使う枝豆は、味も香りも強く風味豊かな物を特に選んでいる。ずんだの魅力をより多くの人に届けられたら」と話す。
営業時間は10時~20時。