クリスマスイベント「UMEDA SKY BUILDING Christmas 2025」が11月14日、新梅田シティ(大阪市北区大淀1)で始まった。運営は積水ハウス梅田オペレーション(同)。
「SEKAI NO OWARI」の「silent」の楽曲に合わせたライティングショー
ビルが完成した1993(平成5)年から続く、梅田の冬の風物詩として知られるクリスマスイベント。昨年は約55万人が来場した。今年は地下1階の庭園施設「中自然の森」(同)までエリアを拡大して開催する。
1階広場「ワンダースクエア」には、高さ約25メートルのクリスマスツリーを設置。ツリーは約13万球のLED電球で覆われ、表面にトナカイや雪の結晶などの映像が映し出される。今月21日まではロックバンド「SEKAI NO OWARI」の楽曲「silent」、22日~30日はロックバンド「back number」の楽曲「クリスマスソング」に合わせたライティングショーを18時~21時30分の30分置きに行う。12月1日~25日は、「幻想のサーカス」をテーマに、ライオン、キリンなどの動物やピエロが音楽に合わせて踊るライティングショーを17時~21時30分の30分置きに行う。ツリーの点灯時間は12時~23時。
クリスマスマーケット「Wonder Christmas Marche」も開催。ドイツの伝統的な木造建築の山小屋「ヒュッテ」が24店並び、ホットワインやスモークターキー、クリスマスグッズなどを販売する。開催時間は17時~22時。
今回からイルミネーションエリアに加わった中自然の森の「スターポケット」では入り口付近に光のトンネルを設けるほか、キリンやゾウ、ライオンなど動物をかたどったイルミネーションを設置する。
40階の空中庭園展望台では、100体のクマのぬいぐるみや白いツリーを並べた「くもくもサーカスの空色クリスマス」を開催。クマのサーカス団が雲の上で行うステージをイメージした装飾を施す。展望台のカフェ「cafe SKY 40」では、クマをかたどったチョコレートをのせた「ふわふわ空色パフェ」(1,500円)やハート形のマシュマロをのせた「恋する ほっとココア」(700円)などクリスマス限定メニューを用意する。営業時間は9時30分~22時30分。入場料は、中学生以上=2,000円、小学生以下=500円、4歳未満無料。
広報担当の中野亜希子さんは「今年はエリアを拡大し、さらにパワーアップしたイベントになっている。期間中はライティングショーの内容が入れ替わるため、何度でも来場してもらえれば」と話す。
12月25日まで。