
すし店「鮨処(すしどころ) 一石三鳥 大阪」(大阪市福島区福島2)が6月1日、大阪・福島にオープンする。運営はヒューマンクリエイト(東京都)。
同社4店舗目のすし業態。2023年12月大阪・福島にオープンした「鮨 豊」の予約が最大半年待ちであることを受け、同じ福島エリアに同じすし業態の店を出店する。店舗は、古民家を改装した2階建てで、土壁や屋根の骨組みはそのまま残した。席数は、1階=10席、2階=12席。カウンター席のみ。
提供する魚介類は、市場を通さず全国約150の漁港から直接仕入れる。シャリは、山形県産の米「雪若丸」を鉄の羽釜で炊き上げ、赤酢を合わせる。メニューは、「おまかせコース」(1万2,800円、すし10貫、料理6品)、「一石三鳥コース」(1万6,800円、すし11貫、巻き1本、料理6品)など4コース。コース内容は日替わり。メニュー例は、富山産の白エビや熱した炭を皮目に当てた京都産カマスなどのすし、ウナギとナガナスの串焼き、酒かすや黒蜜を合わせたミルクセーキのかき氷など。
ドリンクは、料理に合わせて5種類の日本酒を提供するオプションメニュー(8,000円)やガリで使うショウガを使ったジンジャエール(880円)などを用意。同店のバーディレクター・小田健吾さんがすしとの相性を考えたアルコールドリンクはハイボール(1,600円)など10種類。ハイボールには桜尾ジンと京都の玄米茶を合わせたりメキシコのテキーラ「ドン・フリオ ブランコ」と長野のそば茶を合わせたりする。
同社の副社長・李聖大さんは「魚ごとに異なる味わいを引き立たせるアルコールとのペアリングが自慢。万博で働く人をはじめ、訪日客や近隣に住む人など、幅広い層に利用してもらえれば」と話す。
営業時間は、16時30分~18時、18時45分~20時15分、21時~22時30分。土曜・日曜・祝日限定でランチタイムも営業する。営業時間は12時~13時30分。木曜定休。6月20日からはバー営業も行う。営業時間は22時~翌2時。