
レコードカフェ「KURONE(クローネ)」(大阪市北区本庄東1)が2月8日、大阪・中崎町にオープンした。
各テーブルにレコードプレーヤーとヘッドセットを備え付け、客が自由に選んだレコードの音楽を聴きながら飲食が楽しめる同店。店長の小林剣太朗さんによると、店名は、黒いレコード盤から連想した造語「黒音」とノルウェーの通貨「Krone(クローネ)」から名付けたという。店内面積は約30坪。席数は、1階=テーブル席12席、カウンター席4席、2階=テーブル席6席。
利用には、チャージ料1,000円(カウンターはチャージ料なし)が必要。客は、レコードやレコードプレーヤーの取り扱いに関する説明書を確認した上でレコード(同時に3枚まで)を選ぶ。レコードは、マイケル・ジャクソンやブルーノ・マーズなどの洋楽、チェッカーズや中森明菜など日本の歌謡曲、宇多田ヒカルや藤井風などのJ-POP、K-POP、アニメのサウンドトラック、クラシックなど幅広いジャンルを300枚以上そろえる。混雑時は90分制。
カフェメニューは、パスタやデザートなど約10種類のフード、コーヒーやクラフトビールなど約15種類のドリンクを用意する。看板メニューは、生地にカルダモンやシナモンを加えたワッフル。ブラウンチーズやサワークリーム、ベリージャムを添えた「ノルウェーワッフル」(1,100円)をはじめ、「プレーンワッフル」(600円)に約30種類のトッピング(100円~)を自由に組み合わせて注文できる。
小林店長は「客層は20代前半の女性が中心。初めてレコードに触れる人も多い。ストリーミングサービスで音楽を聴くのが主流だが、レコードで音楽を聴くことで時代とは逆行するアナログな体験を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は11時~21時。