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KITTE大阪のカフェで米粉パン使ったメニュー JA北大阪の玄米使用

JA北大阪が開発した「WE米蒸しパン」

JA北大阪が開発した「WE米蒸しパン」

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 JA北大阪が開発した蒸しパンのアレンジメニューの提供が1月15日、大阪梅田の商業施設「KITTE大阪」2階(大阪市北区梅田3)のカフェ「@JP Cafe」で始まった。

WE米蒸しパン チョコバナナ

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 JA北大阪が大阪公立大学(住吉区)や農研機構(茨城県)と連携して開発した玄米「WE米(ういまい)」を使い、蒸しパン「WE米蒸しパン」として商品化。ECサイトを通じて販売する一方、「アレンジの幅やおいしさに気付いてもらいたい」と同店とコラボレーションした。

 「WE米蒸しパン」は米粉やWE米粉、さとうきび糖、食塩などが原材料。水50ミリリットルを入れてかき混ぜ、電子レンジで2分程度加熱すると完成する。JA北大阪代表理事組合長の川上光男さんは「グルテンフリーで一般的な玄米の7倍の食物繊維、5倍のGABAを含むなど栄養素が高い」と話す。JA北大阪が管轄する吹田市や摂津市は宅地開発が進み、耕作地が減少しているという課題もあり、「付加価値の高い作物を作れば、農家の収入増加や跡継ぎの確保にもつながるのでは」と続ける。

 同カフェで提供するのは「WE米蒸しパン」にアレンジを加えた「チョコバナナ」「ハムチ-ズ」(以上460円)、「プレーン」(380円)の3種。WE米の関連商品も販売する。来店した40代の女性は「パッケージがそのまま容器にもなるので後片付けが楽。子どもに食べさせたい」と話す。

 営業時間は11時~20時。今月26日まで(22日を除く)。

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