和菓子店「わらび屋本舗」が10月11日、阪急三番街(大阪市北区芝田1)南館地下2階にオープンした。運営はロバの穴(枚方市)。
2017(平成29)年11月、大阪・枚方に1号店をオープン。以降、枚方本店では1日平均300個が売れるというわらび粉、砂糖、水の配合や炊く時間を試行錯誤した「とろとろわらび餅」が話題となり、大阪府内を中心に三重県や岐阜県にも店舗を展開している。同店は国内13店舗目で、大阪市内には3店舗目の出店となる。
商品は10種類以上を用意。看板メニューの「とろとろわらび餅」(小=648円、中=972円、大1,296円)は、プレーン(あずき入り)、白あん、和三盆ほうじ茶(小のみ)の3種類の味をそろえる。しょうゆだれを絡め、きな粉をまぶした「きな粉餅」(8個入り750円)や、わらび餅が入った容器に生クリームをトッピングし、きな粉をまぶしながら食べる「クリームわらび餅」(各400円)、「塩豆大福」(216円)なども販売。「黒豆チーズケーキ」(400円)、「あん生クリームパイ」、「スイートポテト」(以上380円)など洋風の要素を取り入れた商品もそろえる。
同社店舗統括の中井彩菜さんは「さらに知名度を上げるため大阪の中心地の一つである梅田に出店した。枚方発の大阪名物となるようたくさんの人に手土産や自分へのご褒美として利用してもらいたい」と話す。
営業時間は10時~21時。