ホームセンター「コーナン」の新業態「gardens umekita(ガーデンズウメキタ)」が9月6日、「グラングリーン大阪ショップ&レストラン」(大阪市北区大深町)北館1階にオープンした。
「水と緑をもっと身近に」をコンセプトに、植物やアクアリウムを販売する同店。都市で働き生活する30代~40代の男女をメインターゲットに据える。
店内は、植物、アクアリウム、園芸用品の3エリアで構成。植物エリアでは、切り花や観葉植物、塊根(かいこん)植物など同社最大規模となる約600種類をラインアップする。関西在住で珍奇植物を日本に広めたパイオニアの一人とされる西畠勲造さんが手がけた植物も展示・販売する。アクアリウムエリアは、大阪府八尾市に本店を構えるアクアリウム店「トールマン」が運営し、約100種類の水草と約250種類の熱帯魚を取り扱う。このほか、アクアリウム用品ブランド「アクアデザインアマノ」の商品もほぼフルラインアップでそろえ、専門知識を持つスタッフが接客や提案を行う。園芸用品エリアでは、オランダ製の植木鉢「CAPI」を販売するほか、じょうろや剪定(せんてい)はさみなども用意する。
運営するコーナン商事(大阪市淀川区)の同店事業責任者・濱野崇さんは「通常のホームセンターより幅広く深い品ぞろえを専門店より手頃な価格で提供する。フラワーショップ、グリーンショップ、アクアリウムなど個々の専門店とは異なり、ワンストップで水と緑のある安らぎの空間を提案できることが差別化ポイント」と話す。
営業時間は10時~20時。