アニメーション作品「トムとジェリー」と阪急電鉄とのコラボレーション企画が8月23日、始まった。
ネコのトムとネズミのジェリーが繰り広げる追いかけっこをコメディータッチで描くアニメーションシリーズ「トムとジェリー」と阪急電鉄(大阪市北区芝田1)がコラボレーションする同企画。阪急阪神ビルマネジメント(同)、阪急阪神ホテルズ(同)などが協働し、限定フードの提供や施設の装飾を行う。同日、トムとジェリーとその仲間たちが阪急電車沿線の宝塚や神戸、京都を観光する様子を描いたラッピング列車「トムとジェリー号」の運行も始まった。
梅田エリアでは9月4日から、ホテル阪急レスパイア大阪(大深町)がチーズ型のムースケーキやラザニアなどを提供するランチコース(4,500円)を、ホテル阪神大阪(福島区福島5)がチーズの天ぷらや阪急電車に見立てたようかんなどを提供する和風アフタヌーンティー(5,000円)をそれぞれ提供する。「フレッズカフェ 梅田店」(芝田1)ほか3店では、オリジナルデザインのドリップバッグコーヒーの缶(1,620円)やトムとジェリーをイメージしたアイスラテ(各648円~)を販売する。
阪急三番街(芝田1)では9月4日から、「トムとジェリーのドタバタ大作戦」と題し、地下2階「UMEDA FOOD HALL」に阪急電車の制帽をかぶったトムやジェリーの装飾を施すほか、同コラボデザインのトートバッグや缶バッジを作るワークショップを行う。
コラボフードを提供する阪急阪神ホテルズの営業企画部・田中雪子さんは「列車だけでなく、沿線施設でもさまざまな企画を展開しているので、周遊しながら楽しんでもらえる内容となっている。ホテルのレストランを訪れてもらうきっかけにもなれば」と話す。
コラボフードの提供は11月25日まで。阪急三番街の装飾は10月31日まで。「トムとジェリー号」の運行は来年3月27日まで。