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北新地におにぎり専門店「夜の一粒」 27種を用意、おでんや一品料理も

店主の高濱陽子さん

店主の高濱陽子さん

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 おにぎり専門店「夜の一粒」(大阪市北区堂島1)が北新地にオープンして2カ月がたった。運営は「ウェルヴィー」(北区)。

さまざまな種類のおにぎりを提供

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 和食店「北の花彩(ハナイロ)」が5月11日に業態変更して出店した同店。監修は中崎町に本店を構える「おにぎりごりちゃん」。店主の高濱陽子(高ははしごだか)さんは「北新地は大人なイメージや高級店が多いイメージを持つ人が多いと思うが、年齢問わずさまざまな人が気軽に来られる店づくりがしたいと思い業態を変更した」と話す。

 店舗面積は約12坪。席数は、カウンター席8席、テーブル席12席。店内は、以前よりも明るい木目調に内装を変え、おにぎりを握る様子が目の前で見られるようにとカウンターを新設した。店では、おにぎりをメインに一品料理やビールやチューハイ、季節の日本酒などのアルコールドリンクやソフトドリンクなども用意する。

 おにぎりの米は、新潟県産「コシヒカリ」を、のりは季節によって米に合う物を選んでいるといい、現在は佐賀県「有明海苔(のり)」を使う。注文を受けてから作るおにぎりは、和歌山県産のはちみつ梅をのせた「梅干し」(300円)、しょうゆだれに漬け込んだ卵黄をのせた「卵黄醤油(しょうゆ)」(350円)、さんしょう効かせたあさりの佃煮をのせた「山椒(さんしょう)あさり」(300円)、「たらこバター」「豚キムチ」「肉そぼろ」(以上350円)など27種類を用意する。おにぎりの具はつまみとして提供も行う。

 このほか、季節を問わず提供するおでんや一品料理も用意する。おでんは、かつおと昆布がベースのだしに濃口しょうゆを合わせ1日以上煮込む。具材は、時価で提供する「今日の貝」をはじめ、ダイコン(250円)、絹厚揚げ(350円)など。一品料理は、唐揚げ、あぶりたらこ(以上400円)、トロタク(500円)など。

 高濱さんは「北新地周辺は朝まで営業している店が多いため、北新地エリア内に限り出前も行っている。おにぎりをはじめとする料理でホッと一息つけるような空間を作り、多くの方に愛される店にしたい」と話す。

 営業時間は18時~翌2時(12日からは翌5時まで)。日曜・祝日定休。

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