お好み焼き店「ゆかり」(大阪市北区)が7月1日、関西・関東の全9店舗でお好み焼きレシピコンテストの優勝作品「なにわ背徳やき」の販売を始めた。
「TEKO-1グランプリ Returns(てこわんグランプリリターンズ)!」と題し、プロ・アマ・年齢・国籍問わずお好み焼きの新作レシピを募集した同コンテスト。1231件の応募レシピから、大阪市在住の会社員・浅野眞由美さんの「なにわ背徳やき」が選ばれた。優勝者の浅野さんには5年間、「お好み焼き印税」として同商品の売り上げの5%が支払われる。
「なにわ背徳やき」(1,680円)は、豚角煮、クリームチーズ、もち入りの生地に、薄切りの豚バラ肉とたっぷりの天かすをのせて焼き、半熟卵と青ネギをトッピングした。
山下真明社長は「『なにわ背徳やき』は、1枚のお好み焼きでいろいろな食感を楽しめ、味もマッチング性も高く、バランスや見栄えも良かった。これをきっかけに、新たなお好み焼きの魅力を楽しんでもらえたら」と意気込む。
浅野さんは「自分が考えたレシピがゆかりで販売されるなんて夢のよう。会社の同僚にアイデアをもらいながら60回以上試作し、お好み焼きソースに合う背徳感のある食材をたっぷり入れている。たくさんの人に食べてもらえたら」と話す。