パンやスイーツのミニチュア作品を紹介する「ミニチュアベーカリーの世界展 2024 in 大阪」が5月2日、ルクア大阪(大阪市北区梅田3)9階「LUCUAホール」で始まった。主催はBACON(東京都台東区)。
食品サンプルが並ぶ様子をミニチュアにした作品「小さなパンケーキカフェ」
パンやケーキ、パイなど食べ物を中心としたミニチュア模型の写真や作品を展示し、ミニチュアグッズも販売する同展。2021年から東京、名古屋、長崎など全国各地を巡回し、これまで10万人以上を動員した。大阪での開催は3回目。前回は30代~40代の女性を中心に、ハンドメード作品に興味を持つ外国人観光客なども来場したという。今回は62組のクリエーターが、1000点以上の作品を展示・販売する。
会場では、クリエーターの思いやミニチュア作りを始めたきっかけなどを写真と共にパネルで紹介。実物のミニチュア模型を展示するコーナーでは、「Espoir」さんによるパン店をイメージした部屋の中に動物をかたどったパンやケーキなどを並べた「animal bakery」や、「A's cafe」さんによる店頭のガラスケースに食品サンプルが並ぶ様子をミニチュアにした「小さなパンケーキカフェ」などを用意する。
物販コーナーでは、クリエーターごとに場所を区切って作品を並べる。「ちゃきぴこ」さんによるペンギンがパンを抱き枕のように抱えたキーホルダー(4,000円)、「EMIPAN」さんによる目玉焼きをのせたトースト(1,000円)、メロンパン(900円)などのミニチュア作品を販売。「六花八葉」さんの異なった手触りを楽しめるというパンのミニチュア雑貨や、「ミノッアカベーカリー」さんの本物のパン生地を使ったパンのミニチュア雑貨などのグッズも並ぶ。
同社広報担当者の鍋田陽介さんは「焦げ・ツヤなどリアルを追及して作っているクリエーターさんが多い。グッズを購入し本物と見比べて楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時30分~20時30分(最終日のみ19時閉場)。入場料は、一般=800円、3歳以下無料。5月9日まで。