クラフトビールや料理を楽しめる「CRAFT BEER STAND(クラフトビアススタンド)」が4月26日、グランフロント大阪(大阪市北区大深町)1階のうめきた広場で始まった。
キリンビール(東京都中野区)が、グランフロント大阪が開業した2013(平成25)年より毎年企画する恒例のビアガーデン。「一番搾りガーデン」として始まり、2020年からはクラフトビールの魅力を発信する「クラフトビアガーデン」として営業。今年は、より気軽に利用してほしいとスタンディング席の比率を増やし、「クラフトビアスタンド」に名称を変えて開催する。屋根付きの屋外空間に、椅子席80席、立食19卓を設ける。約5カ月の期間中に5万人の来場を見込む。
ビールは、3月にリニューアルした同社のクラフトビール「SPRING VALLEY(スプリングバレー) 豊潤<496>」(270ミリリットル=750円~)をはじめ、「ヤッホーブルーイング」の「よなよなエール」、「ブルックリン・ブルワリー」の「ディフェンダー IPA」(以上、同=800円~)など国内外約40種類のビールから常時10種類を提供する。「本日の飲み比べセット」(1,000円)は、日替わりで3種類のクラフトビール(各100ミリリットル)を用意する。関西のブルワリー11社が、2週間ごとに交代でクラフトビール1種類を提供する企画も行う。
フードは、クラフトビールとのペアリングを提案する約25種類を用意。大阪・江坂のビアバル「サル・ベーコン」の「焼きソーセージ」(5本=500円~)、カレー風味のソーセージにポテトフライが付いた「カリーヴルスト」(900円)を目玉に、大阪産(おおさかもん)の食材を使った「自家製ピクルス」(500円)、ソースに国産ケールを使った「水牛モッツァレラとアイコトマトのカプレーゼ」(800円)などをそろえる。
同社・近畿圏統括本部長の石塚浩樹さんは「今年はスタンディング席を増やしたので、短時間でも気軽に利用してもらえる。幅広い層にクラフトビールの魅力を発信したい」と話す。
営業時間は16時~22時(土曜・日曜・祝日は12時から)。9月29日まで。