梅田スカイビル(大阪市北区大淀中1)の吹き抜け空間「ワンダースクエア」に4月15日から、こいのぼりの装飾が施されている。
子どもの健やかな成長を願い、5月5日の「こどもの日」を前に行う同装飾。2000(平成12)年に初めて行い、同ビルの恒例行事となっている。今年は数を80匹から95匹に増やし、同ビルタワーウエストとタワーイーストの間約54メートルにわたって装飾する。
こいのぼりの長さは、1.5メートル、2.5メートル、3メートルの3種類。こいのぼりを飾ったワイヤロープ5本のうち、2本を斜めに設置し空に上っていく様子を表現する。2022年から始めた手作りのこいのぼり装飾を今年も用意。地元の園児・中学生・専門学生らとコラボレーションし、それぞれが思い思いにペイントしたこいのぼり17匹を飾る。
同ビルを運営する積水ハウス梅田オペレーション広報の中野亜希子さんは「天気の良い日に家族で来てもらえればうれしい。外国人観光客には日本の文化に触れてもらえる機会になると思う。近代的なエッジの効いたビルのデザインと古くから伝わる日本の文化のコラボレーションを楽しんでもらえれば」と話す。
5月6日まで。