ウェスティンホテル大阪(大阪市北区大淀中1、TEL 06-6440-1111)の中国料理「故宮」で12月1日より、料理長の王憲生さんが「第6回中国料理世界コンクール」熱菜(ねっさい)部門で銀メダルを受賞したことを記念したメニューを提供している。
同大会は、4年に一度開催される「中国料理のオリンピック」と言われるもの。個人戦、団体戦、テーブルコーディネートの3部門があり、中でも個人戦では熱菜(揚げ、焼き、煮込み、蒸し、炒め、ほか13種の調理法含む)、冷菜オードブル、麺および点心の3項目で調理技術が競われた。同大会には20の国から約500人が参加したという。
銀賞受賞料理は「牛肉のグレープフルーツソース」と「鶏肉の煮込みカレー風味」の2品。王料理長は「受賞した料理は1年前から構想を練り、試作を繰り返した力作」だといい、「特にソースにこだわり、グレープフルーツソース、カレーソース、どちらのソースも一から考案した」と話す。グレープフルーツソースのさわやかな口当たりと、中国料理では珍しいカレーソース、2つの個性的なソースが評価され今回の受賞となった。
ランチタイムでは、24種のメニューと特別メニュー3種で構成する富貴飲茶(5,000円)を4人以上で予約した場合、特別メニューの代わりに銀賞受賞メニューを注文することができる。ディナーコースでは8,500円、11,000円、ふかひれ特選コース(15,000円、12月30日まで)を4人以上で予約した場合、「鶏肉の煮込みカレー風味」を2,500円(2.5人前、5人前=4,200円)、「牛肉のグレープフルーツソース」を4,500円(2.5人前、5人前=5,900円)で提供する。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時30分~21時30分。同メニューの提供は来年1月31日まで(12月31日~1月4日は除外)。