山口県のアンテナショップ「おいでませ山口館」が2月16日、阪急大阪梅田駅2階中央改札内に期間限定でオープンした。
2016(平成28)年、関西エリアにおける山口県特産品の認知度向上と新たな販路の開拓・拡大を図ろうと初出店。今回は、2022年11月以来で6回目。前回開催時には、40~60代が中心に来店したという。
店内には、フグの加工品やういろう、かまぼこ、地酒などご当地グルメを中心に約250品目の商品を用意。目玉は、実演販売する岩国市の伝統料理「岩国寿司(ずし)」(1人前691円~、23日まで)。酢飯の上に岩国レンコン、刻み穴子、ボイルエビ、錦糸玉子などの具をのせ何層にも重ね、切り分けて販売する。
売れ筋は、下関市発祥の麺料理「瓦そば」を自宅で調理できるようにした「元祖瓦そばたかせ」の「家庭用瓦そばセット2人前」(1,300円)や山口県の伝統製法「焼き抜き」で焼き上げた「白銀本舗 杉本利兵衛本店」のかまぼこ「白銀」(810円)という。スイーツは、和菓子店「御堀堂」の「生外郎(ういろう)」(3個420円)をはじめとするさまざまなメーカーのういろうや、カステラ生地に刻んだ和栗とカスタードクリームを入れた山口県の銘菓「月でひろった卵」(1個250円)などを用意する。
山口県大阪事務所次長の石川哲規さんは「水産資源に恵まれた山口県ならではの商品を多くそろえた。現地のメーカーや店のスタッフが来店し、日替わりでそれぞれの商品をアピールする出張販売も行う。来店し魅力を知ってもらい、実際に山口県に来てもらえれば」と話す。
営業時間は11時~22時(最終日は20時まで)。駅改札内の店舗のため、入場券か乗車券の購入が必要。今月27日まで。