高級卵の販売所「幻の卵屋さん」が2月14日、JR大阪駅(大阪市北区梅田3)中央口改札外の「エキマル・ア・ラ・モード」に期間限定でオープンした。運営は日本たまごかけごはん研究所(東京都文京区)。
2020年4月、コロナウイルスの影響による宿泊需要の減少を受け、ホテルや旅館に卸す高級卵の生産者を支援できればという思いから初開催。以降、首都圏を中心に全国で期間限定の出店を続けている。大阪への出店は3回目。店内では、全国各地107種類のブランド卵の中から約20種類を日替わりで用意。客は好みの卵6個を自由に選び、パックに詰め合わせることができる。価格は900円。
ラインアップは、マンゴーとココナツを飼料にした1個888円する熊本県の「タマンゴ」や、加熱してもユズの風味が消えないという高知県の「ゆずたま」などを用意。代表理事の上野貴史さんによると「卵かけごはんに一番合う」という兵庫県の「夢王」や、高級旅館や星付きレストランで使われている兵庫県の「日本一こだわり卵」などもそろえる。
卵かけごはんに合う商品を並べたトッピングコーナーも用意。しょうゆ蔵と同研究所が共同開発した「TKG研究所公式醤油(しょうゆ)」(1,100円)」や七味唐辛子メーカー「八幡屋礒五郎」と1年かけて開発した「研究所公式七味」(1,000円)、「ぶっかけ旨塩海苔(うましおのり)」(650円)などが並ぶ。
上野さんは「大阪に出店する時は、自分用に加えてギフト用に買っていく人も多い。種類の違う卵を食べ比べる機会は少ないと思うので、それぞれの風味や味の違いを楽しんで推しの卵を見つけてもらえれば」と話す。
営業時間は10時30分~21時(最終日は20時閉店)。今月27日まで。