「ひのみちゃん」-大阪くらしの今昔館イメージキャラクター決まる

町会所でみんなの暮らしを見守る「ひのみちゃん」。屋根が帽子で半鐘の飾りがついている

町会所でみんなの暮らしを見守る「ひのみちゃん」。屋根が帽子で半鐘の飾りがついている

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 大阪くらしの今昔館(大阪市北区天神橋6、TEL 06-6242-1170)のイメージキャラクターに同館9階の常設展のシンボル火の見櫓(やぐら)をモチーフにした「ひのみちゃん」が選ばれ、12月14日、表彰式が行われた

各賞の受賞者

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 大阪の都市居住の歴史を学ぶ施設として2001年4月にオープンした同館が、これまでの活動を振り返る企画展「第1回 今昔館のあゆみ展」開催にあたり、今年9月から3カ月間行った公募には全国から63点の応募が寄せられた。

 大賞を受賞したあもうあゆみさん(22歳)は「モチーフはすぐに思いついたが、形にするのが難しかった。(受賞は)とても驚いたがすごくうれしい」と話す。大賞以下、館長賞に福原加奈子さん(11歳)の「くらじろう」、あゆみ展賞に舟橋絵里奈さん(19歳)の「にゃんじゃくん あゆみちゃん」ほか入選5作品も決定した。同館では「キャラクターが今昔館を盛り上げてくれることを期待している」とし、ポスターやウェブサイト上などで広く活用していく方針。

 同13日から始まった「今昔館のあゆみ展」では、これまでに収集してきた資料や町家復元の参考とした資料、市民からの寄贈・寄託品を含め、教育普及活動やボランティア活動の様子などを紹介する。

 期間中の日曜・祝日(12月21日を除く)は、ボランティアスタッフ「町家衆」による「のぞきからくり」(13時30分~、14時30分~)と「かみしばい」(13時45分~、14時14分~)の上演も行う。

 開催時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、一般=800円、学生=500円(いずれも常設店への入館を含む)、企画展のみ=200円。来年2月8日まで。

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