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大阪中之島美術館で「テート美術館展」 「光」テーマに作品117点

ジョン・ブレット(左)とクロード・モネ(右)の作品

ジョン・ブレット(左)とクロード・モネ(右)の作品

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 「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」が10月26日、大阪中之島美術館(大阪市北区中之島4)で始まった。

「光の画家」と呼ばれるターナーの作品

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 英国・テート美術館コレクションから「光」をテーマにした18世紀末から現代まで作品を選定し、約200年にわたる光の表現方法や技法の移り変わりを紹介する同展。上海、ソウル、メルボルン、オークランド、東京を巡回し、これまで92万人以上を動員したという。大阪が最終開催地となる。約100点の日本初公開作品を含む117点を展示する。

 会場は16コーナーで展開する。「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーや印象派を代表するクロード・モネなどの絵画をはじめ、写真、彫刻、素描、キネティック・アート、インスタレーションなどさまざまなジャンルの作品を並べる。エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズの「愛と巡礼者」やゲルハルト・リヒターの「アブストラクト・ペインティング(726)」など12点は、日本会場限定で展示する。

 国際巡回展シニアプロジェクトキュレーターのローレン・バックリーさんは「展覧会に登場する全てのアーティストに共通するのは、素材としても被写体としても光の特質に魅了されているという点。光という現象を捉えるという課題は、時代を超えてアーティストに革新的な技法を駆り立ててきた」と話す。

 開催時間は10時~17時。入館料は、一般=2,100円、高大生=1,500円、小中生=500円。月曜(来年1月8日除く)、12月31日、来年1月1日休館。来年1月14日まで。

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