イギリスの伝統文化の発信とライフスタイルを提案する「英国フェア」が10月11日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で始まった。
「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン」のスコーン
1970(昭和45)年に初開催し、今回で56回目を迎える同フェア。北欧、アジア、ハワイなど世界の国々に焦点を当て開催する海外フェアの中で最も人気の催事という。今回は、紅茶をテーマに、フード、スイーツ、雑貨などを販売する約150店が出店する。
祝祭広場には、イギリスで初めて茶園の開発に成功した「トレゴスナン茶園」の象徴的な場所である茶園につながる扉と茶の木を設置。中央には、アフタヌーンティーの歴史やマナーを紹介するパネルも設置する。
スイーツは、ロンドンのホテル「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドン」(17日まで)のスコーン(357円)や、伝統的な菓子パン「チェルシーバンズ」にシナモン(540円)やキャラメルとアーモンド(573円)などの味を付けた「ドウ&ドウターズ」のパンなどを用意。サンドイッチやケーキ、スコーンなどが付く「ロイヤル・アスコット」のアフタヌーンティーセット(4,861円、各日120食限定)はイートインコーナーで提供。フードは、「ホワイトヘッド」(17日まで)がタラのフライに太めのポテトを添えるイギリスを代表する料理「フィッシュアンドチップス」(1,836円~)を用意するほか、「リッシュマンズ」がハニーマスタードをかけたハムサンド(1,404円)などをそろえる。
紅茶は、「トレゴスナン」やブレンドティーを販売する「リントンズ」、創業200年以上になる紅茶ブランド「ファーラーズ」など約30ブランドを用意。ティーポット(900ミリリットル、5,940円)やティーポットを覆うようにかぶせる布製のカバー「ティーコージー」(4,400円)のほか、ケーキスタンド(4,730円)やプレート(4枚セット、同)など雑貨もそろえる。
阪急うめだ本店同フェア企画担当者の内海敏夫さんは「英国に来た気分で楽しんでほしい。自宅でもティータイムを楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(17日と最終日は18時まで)。今月23日まで。