梅田の老舗トンカツ店「とんかつ 小ばやし」(大阪市北区角田町)が8月7日、「元祖骨付きとんかつ」の提供を始めた。
1930(昭和5)年に難波で創業し、トンカツ専門店として「大阪初」をうたう同店。一時休業を経て、梅田の商業施設「HEP FIVE」近くで営業している。同メニューは昭和30年代に提供していたメニューを再現したという。
福岡のブランド豚「糸島豚」を使った同メニューの価格は2,880円。分厚くカットした約220グラムの骨付きロース肉を低温でじっくりと揚げることで、肉汁を閉じ込めることができるという。
店長の前田亮さんは「脂質の上品なうまみや甘みを感じられるよう仕上げた。昭和の時代に思いをはせながら、70年前のメニューを味わってもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~22時。