写真展「岩合光昭の日本ねこ歩き」が7月12日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階「阪急うめだギャラリー」「アートステージ」で始まった。
昨年8月の北海道を皮切りに、新潟、埼玉を巡回し梅田が4会場目。熊本や広島への巡回も予定する。1950(昭和25)年東京生まれの岩合光昭さんは、半世紀以上にわたってネコを撮り続ける動物写真家。昨年、放送10周年を迎えたテレビ番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」(NHK BSプレミアム)で巡った国内15地域で撮影した新作写真約150点を展示する。
会場では、「春」「夏」「秋」「冬」4つのコーナーに分け、ネコとヒトの暮らしぶりを撮影した作品を岩合さんのコメント付きで展示。奈良県の梅の木や、千葉県の棚田、愛媛県の紅葉、石川県の雪など各地の風土を背景に、ネコが歩く様子や、くつろぐ様子、木に登る様子などさまざまな表情や行動のネコの写真を披露する。新世界や法善寺など大阪の名所を背景に撮影した大阪会場限定作品9点も展示する。
「アートステージ」では、同展で先行販売するウエットティッシュカバー(100個限定、880円)をはじめ、スマホケース(3,520円)、Tシャツ(2,970円)などのオリジナルグッズのほかネコグッズも販売する。9階の3つのカフェでは、ネコをモチーフにしたクレープ、パフェ、プリンなどのコラボメニューを提供する。
同展企画会社クレヴィス(東京都千代田区)の河村昌悟さんは「ネコがいる所は平和な場所。お気に入りのネコを見つけてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般・大学生=800円、小・中・高校生=600円。8月7日まで。