「綱敷天(つなしきてん)神社御旅(おたび)社 七夕祭」が7月6日、梅田・茶屋町の綱敷天神社御旅社(大阪市北区茶屋町)で始まった。
梅田に鎮座する綱敷天神社は、御本社(神山町)・御旅社・歯神社(角田町)の3社から成る神社。「七夕祭」は、1997(平成9)年まで毎年7月15日に行われていた太鼓などが氏地を巡行する神賑(かみにぎわい)行事に代わる行事として、御旅社で2003(平成15)年に初開催。今回は、3年ぶり17回目の開催となる。新型コロナ禍前は、約2000人が参拝に訪れたという。
7月6日・7日の2日間は、境内にササを飾り短冊の特設授与所を設置。短冊は1枚100円で参拝者に授与する。緑色は「健康運」、黄色は「金運」、赤色は「愛情運」、白色は「除災除難」、紫色は「成功運」を意味する5色を用意し、参拝者に願い事に合った色を選んでもらう。
6日に参拝した女性は「神社の前を通ったことは何度もあったが、今回初めて中に入ることができていいきっかけになった。願いがかなえばうれしい」と話す。7日19時からは、願い事が天に届くようにと神事も行う。
同神社禰宜(ねぎ)の白江秀知さんは「久しぶりとなるにぎわいにきっと天神さまもお喜びになられると思う。長い間会えなかった親しい人などを誘い、お参りしてもらえたら」と話す。
開催時間は16時~22時。