カフェ「neel(ニール)」(大阪市北区中崎西4)が5月25日、中崎町にオープンした。
2020年11月、東京・神宮前にオープンした1号店は、SNSで話題となり20代の若年層や外国人観光客の来店が多いという。5月には、東京・中目黒と中崎町に2店舗を同時オープン。中崎町の店舗は関西初出店となる。
店舗面積は約12坪。席数はテーブル15席。2階建ての住居を改装した店舗は「60年代レトロ」をイメージし、木目や淡い色合いを基調にした内装に、レコードプレーヤーや洋梨型のスピーカーなどのインテリアを設置する。
最も人気というメニューは、サクサクとした食感の生地にバターとグラニュー糖をかけるクレープ「シンプルシュガーバター」(610円)。豚ヒレ肉のカツ、トマト、アボカドを挟んだ「ニールのヒレカツサンド」(1,250円)や、デンマーク産チーズ「マリボーチーズ」とマッシュルームを挟んだホットサンド(1,140円)、季節のフルーツを使ったミルクレープ(660円)などと合わせ約10種類のフードをそろえる。
ドリンクは約20種類。ストレートティーに看板のイラストに使われている梨のピューレを入れた「neel's ラフランスティ」(750円)や、自社焙煎(ばいせん)した豆を使いエスプレッソマシーンで作るラテ(620円)、瀬戸内レモン、山梨甲州ふどう、青森りんごなど果物のフレーバーを使った紅茶(各690円)も用意する。
植野美友店長は「関西初出店ということもあり、オープン2時間前から行列ができる日もある。クレープが特に人気。観光客や地域の人に愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は10時~20時30分。