チョコレート専門店「ピエール マルコリーニ」が5月16日、グランフロント大阪（大阪市北区大深町）南館1階にオープンする。

パフェ「パフェ オ ショコラ」

　1997（平成9）年にベルギー出身のショコラティエ、ピエール・マルコリーニさんが立ち上げた同ブランド。材料となるカカオ豆の選定から、チョコレートの製造までを一貫して手がける「Bean to Bar（ビーン トゥ バー）」の先駆けとして知られている。2001（平成13）年、東京・銀座に日本初の常設店舗をオープンし、渋谷や名古屋などに9店舗を展開。今回、関西初の常設店を出店する。

　ピンクゴールドと白を基調にした店内は、「和」をイメージしたというブランドロゴをあしらったのれんを天井に飾る。店内に12席、けやき並木を望むテラス席は20席を設ける。

　物販商品はチョコレート菓子のほか、焼き菓子やアイスクリームなど約60種類を用意。焼き菓子は、パッションフルーツやキャラメル、ピスタチオなどのマカロン（各278円）やレモン風味の「アマレッティ オ シトロン」（378円）、オリジナルクーベルチュールを使ったチョコレートケーキ（367円）などをそろえる。ガナッシュチョコレートは、マダガスカル産カカオを使ったビターな味わいの「マダガスカル グラン クリュ」やハート型の「クール フランボワーズ」（以上351円）など。

　店内では、カフェメニュー約10種類を用意。砂糖不使用の生クリームとチョコレートクリームをのせたパフェ「パフェ オ ショコラ」（1,980円）やチョコレートアイスなどをのせたワッフル（1,430円）などスイーツのほか、柔らかいパンで挟んだ「サラミとタプナードのサンドイッチ」（1,320円）などのブランチメニューも提供する。

　プロダクトマーケティングマネジャーの平田有機さんは「これまで関西では、百貨店の催事出店が主だったが、そこでは販売していなかった焼き菓子やアイスクリームなどもそろえている。スイーツとともに、店内でゆったりと過ごしてもらえれば」と話す。

　営業時間は11時～21時（カフェは20時まで）。