梅田スカイビル(大阪市北区大淀中1)の吹き抜け空間「ワンダースクエア」で現在、こいのぼりの装飾が施されている。
子どもの成長を祈って、5月5日の「こどもの日」を前に行う同装飾。同ビルで働く企業から「使われなくなったこいのぼりを装飾してほしい」といった声を受けて、2000(平成12)年から始めたという。今年は数を60匹から80匹に増やし、同ビルタワーウエストとタワーイーストの間の約54メートルにわたって装飾する。
こいのぼりの長さは、1.2メートル・2.5メートル・3メートルの3種類。こいのぼりを飾ったワイヤーロープ4本を斜めに設置することで、コイが空に上っていく様子を表現するという。昨年から始めた、近隣の学校に通う学生たちとのコラボ企画を今年も用意。専門学生や中学生、幼稚園児らが、さまざまな塗料を使い思い思いに装飾したこいのぼり15匹を飾る。
イベント広報担当の中野亜希子さんは「毎年、家族連れが写真を撮ったり、子どもがこいのぼりの下を走ったりする様子が見られる。こいのぼりの数も増えてパワーアップしているので、たくさんの人に楽しんでほしい」と話す。
5月7日まで。