北海道グルメを集めた「春の北海道物産大会」が4月5日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で始まった。
毎年春と秋の年2回開催する同店の人気催事。1962(昭和37)年の初開催から60周年を迎え、会場を9階フロア全体に広げ過去最大規模で展開する。前半(5日~11日)、後半(12日~17日)で入れ替えて約120店が出店する。
会場のうち催場では、春が旬のサクラマスと北海道産のサケをのせた「北海鮮 海の里」の海鮮弁当(2,376円)や「狩人の蔵」のヒグマやエゾシカのジビエ肉の缶詰(918円~)、ジャガイモ「インカのめざめ」を入れた「焼きカレーパン」(270円)などをそろえる。イートインコーナーには常時5店が出店し、霜降り肉の「かみこみ豚」を使ったどんぶり(1,760円、各日50食)や鶏モモ肉やムネ肉などをのせた「4種肉森鶏白湯味噌(みそ)スペシャルラーメン」(1,540円)などを提供する。
祝祭広場では、スイーツやソフトクリームを販売。ラインアップは、「おはぎ専門店 咲華(しょうか)」のティラミスや黒ゴマのおはぎ(4個入り=1,601円~)、ふらの牛乳やよつ葉バターなどを使った「ハウス フォン フラウ クロサワ」のクリスピーバウムクーヘン(2,400円)、「やぎカフェ」のヤギミルクを使ったソフトクリーム(451円)、「森のオホーツク」の黒いゴマソフトクリーム(401円)などを用意する。
アートステージでは、北海道の木材を使った「キムンカムイ〈木彫りの熊〉」(4,400円)や、北海道に生息する野鳥・シマエナガとアイヌ刺しゅうを施したポーチ(3,520円)など、アイヌの工芸品を販売。「阪急うめだギャラリー」では、製菓メーカー「六花亭」の花柄の包装紙をデザインした画家・坂本直行さんの作品約70点を展示する。
広報担当者の米田進悟さんは「定番の店から北海道で最近オープンした新しい店までそろえた。梅田で北海道旅行気分を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は10時~20時(4月11日、17日は18時まで)。4月17日まで。