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阪急うめだ本店で「金沢・加賀・能登展」 伝統菓子や工芸品、かき氷も

同催事限定で用意する「森八」のプレミアム上生菓子

同催事限定で用意する「森八」のプレミアム上生菓子

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 石川県の魅力を発信しようという催事「旨(うま)し、美し。金沢・加賀・能登展」が1月11日から、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場で開催される。

伝統技法「赤絵細描」の九谷焼

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 九谷焼や上生菓子など石川県の「食と工芸」を紹介する同展。38回目となる今回は、「素材や技術にこだわったプレミアム」をテーマに、老舗から新店まで約80店が出店する。

 会場では、「少しプレミアムな品」として、加賀藩の御用菓子司だったという和菓子店「森八」の「プレミアム上生菓子」(2,290円、各日50個)を同催事限定で用意。収穫後に低温貯蔵した「能登焼き栗」のペーストを生クリームと重ねた「橡(つるばみ)」(2,916円)や冬に水揚げされる「天然能登寒ぶりのたたき 鰤(ぶり)とろ」(3,240円、各日20食)などフードのほか、数ミリ間隔の線で模様を描く伝統技法「赤絵細描(さいびょう)」の九谷焼、製造過程でできた傷に金彩を施した「山中漆器」など工芸品もそろえる。

 金沢・東茶屋街にある「苺(いちご)菓子りつか」は初出店。生イチゴのエスプーマをかけた「いちごのスパークリングかき氷 銀朱」(1,760円、各日50食)を提供する。金沢の金箔(きんぱく)をのせたソフトクリーム(611円)や「献上加賀棒茶」を使ったチーズケーキ(2,901円、各日30個)なども用意する。

 開催期間中、割れてしまった器を漆や金、銀で装飾しながら修復する「金継ぎ」(1カ所当たり3,000円~)や割れて使えなくなったガラス製品をカッティングや研磨、接着などにより修繕するお直し(同4,000円~)の受注も行う。

 同店の企画担当・田中庸也さんは「金沢・加賀・能登の3つのエリアの伝統・文化、その新しさを感じ、それぞれの奥ゆかしさに触れてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時。今月18日まで。

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