たこ焼きを食べ比べできる飲食スペース「OSAKA たこ焼きマーケット」が11月1日、HEP ナビオ(大阪市北区角田町)1階にオープンした。運営はベス・カンパニー(此花区)。
大阪・ユニバーサルシティウォークと東京・お台場に「たこ焼きミュージアム」を運営する同社が手掛ける。大阪各地のたこ焼きを集めた「タコヤキ迎賓館」をコンセプトに据え、1期と2期に分けて5つのたこ焼き店をテナントとして招いた。
1期では4月、HEP FIVE(同)1階に「あべの たこ焼き やまちゃん」「タコバル 道頓堀 くくる」の2店が先行オープン。2期になる今回は、HEP FIVE向かいのHEP ナビオに「大阪西中島 たこ焼 十八番」「たこ焼き発祥の店 大阪玉出 会津屋」「アメリカ村 甲賀流 てっぱん王国」の3店がオープンした。約140平方メートルのエリア内にイートインスペース55席とテラス席10席を設ける。
たこ焼きは、「会津屋」の牛すじやこんにゃくが入る「元祖ラジオ焼き」(12個=720円)など通常メニューのほか限定メニューを提供。「大阪西中島 たこ焼 十八番」は「梅田」にちなみ梅肉ソースをかけたたこ焼き(6個=640円~)を販売する。「アメリカ村 甲賀流 てっぱん王国」は、ネギ、明太子(めんたいこ)、スライスチーズをのせてあぶる「全部のせ」(400円)や目玉焼きの「たまごのせ」(450円)、目玉焼きと明太子の「明(めん)たま」(同)などたこ焼きをえびせんで挟んだ「たこせん」8種類を用意する。
歩道側の植え込みに設けた「たこ焼きガーデン」は、たこ焼きをイメージして丸くカットした植物や、たこ焼きを積み上げてツリーをかたどったモニュメントで装飾する。
「会津屋」の遠藤勝社長は「たこ焼きの食べ比べができる大阪の新名所として、たくさんの人に利用してもらいたい。5年、10年と長く愛される場所になれば」と話す。
営業時間は11時~22時。