フランス人パティシエ、ピエール・エルメさんが手がけるコンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ」が9月28日、梅田の地下街・ディアモール大阪(大阪市北区梅田1)にオープンした。
1998(平成10)年、東京・赤坂にエルメさんが自身初のブティックをオープン。開業20周年を記念して2018(平成30)年、「日本のいいものを世界に発信する」がコンセプトの新ブランド「Made in ピエール・エルメ」1号店を東京・丸の内にオープンした。同店で関西に初出店する。
商品は約40種類を用意。バナナやマンゴー、パイナップルから作る「ミックスジュース」(712円)や看板商品のマカロンをキツネのお面やお好み焼きのへらなど大阪らしさを表現したパッケージで包む「大阪限定デザイン マカロンBOX」(1個1,566円~、3個から)を同店限定で販売する。「ピクルス クラウンメロンベビーきのこ&トマト」(1,458円)やニンジンと少量のオイルで作った「キャロットドレッシング」(648円)など日本各地の生産者とコラボレーションし作った食料品のほか、ほうじ茶やピーナッツとチョコレートのクッキー(1,188円)などの焼き菓子もそろえる。
約50平方メートルの店内には、カウンター9席のイートインコーナーを併設。店内オーブンでリベーク(焼き直し)するクロワッサンやマフィンのほか、焙煎(ばいせん)したての豆を使うコーヒなどのドリンクを提供する。
同店を運営する「PH PARIS JAPON(ペーアッシュ パリ ジャポン)」のリシャール・ルデュ社長は「手土産にぴったりの洋菓子だけでなく、店内ではパンやコーヒーと共にくつろげる空間を提供する。幅広い層に利用してもらえれば」と話す。
営業時間は10時~21時。