各食料品店の「2番人気」商品にスポットを当てる企画「2番目フェス!」が9月14日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)地下1階、地下2階の食品フロア「ごちそうパラダイス」で始まった。
初めての試みという同企画は、「存在は控えめだが1番人気に負けないおいしさを知ってもらいたい」と、各店で2番目に人気がある商品に焦点を当てる。広報担当の樋口陽子さんは「この企画をきっかけに各店のファンを増やし、百貨店全体の売り上げアップにもつなげていきたい」と意気込む。
食料品を取り扱う30店舗が参加する。今年3月にオープンしたスーパーマーケット「紀ノ国屋」は店名の刻印が入った「もち麦入り薄皮焼きあんぱん」(298円)を、「りくろーおじさんの店」は牛乳と生クリームを使った「とろーりプリン」(230円)を、たこ焼き店「道頓堀くくる」は温かい和風だしで食べる「明石焼」(8個入り、780円)をそれぞれ販売する。
期間中、特設ウェブページで「のびしろがあると思う」2番人気の商品に投票できるイベント「2番ののびしろ総選挙」も行う。結果は10月上旬に特設ウェブページで発表する。
樋口さんは「普段何気なく買い物するときにも、一番人気の商品だけでなく『2番目』にも注目してもらえるきっかけになれば」と話す。
営業時間は10時~20時。今月27日まで。